◆ １０人１０色

火曜日でぇ～すっ♪

実質、担当替わっての初火曜日。
先週までわしは、

　うがぁ～っ！　やってられるかぁ～っ！

状態でしたが？

今日からは、

　ひ・まっ♪

でございます。

だって、牛乳やジュースは売れるけど～。
漬物ってそんな売れるモン違うもぉ～んっ♪

ってととで、豆腐とか？　納豆とか？
その他もろもろ、横の売れる物出して時間つぶし。
卵も久しぶりに配ったよぅ～♪

で、新しい牛乳担当者。
恐らく間に合わないだろ～な…と、午前中は手伝いに行く。

先ずはあほほど売れる、コーヒー牛乳を拡大。
これを午前中にしないと、昼から死ぬのでな。

シール貼りと発注作業でそれどころでない担当者横目に。
わし行って拡大しる…。

　『それ…今せんならんの？』
　『今せんな…なくなるで？』
　『でも…出してる暇ないから…』
　『だから拡大しとけば、社員が出しよるから、これ出すの好きみたいやし』
　『でも…』
　『すでにないで？　売れて、だからここで広げて全部出しておかんとな？　昼から他の出してる暇ないで？』

と言って拡大し、社員に、

　『コーヒー出してやってな～、拡大したから～』

と伝えると、

　『判ったっ！　任しとけっ！』

との返事。

ほれ、やっぱこれ出すの好きなんぢゃ～ん。
だって今までわし一人でやってたのにさ？
転勤でここ来てからいきなり手伝うよ～になったんやもん。

　…よっぽど飲料が好きと見た…

わしからしたら、微妙に邪魔なんやけどさ…。

で、伝えてその他の物出してやろ～とすると？

　担当者、コーヒー引っ張って売り場へ行ってるし

だからさ～、社員が出してくれるって言っただろ？

　『それ…』
　『こんだけ空いてたら…出さなあかんやん』
　『だから社員がしてくれるって…』
　『えぇ～し、自分でするから』

なんかさ～、親切がまたお節介になってるし～。

半キレでやってる担当者。
わしはも～知るか～っ！　ぢゃ…。

裏に逃げて他の用事してると？

　『あれ…ＰＣ部屋で上司と話し込んでるで？』
　『ってゆ～か、今日はそんな時間無いはずですが？』
　『でも、ＰＳ弄いながら話してるし、もんすげぇ～楽しそ～に』
　『ほぉ～えらい余裕やな、今しとかんと昼からすんげぇ～ことになんのに』
　『言うたれや』
　『嫌や、お節介やから』
　『手伝ってやれや』
　『嫌や、邪魔扱いやから』

そ～こ～してたら、昼飯。
一足先に上がったわしらは、とっとと飯食って他の仕事。

で、降りて来たら…バイトちゃん来てるし。

今までバイトちゃんは豆腐出してくれてた。
が、今日からは飲料手伝ってるし。

　『何なん？　あれ…わしは一人でやってたのにっ！』
　『まぁ～そ～言いなや』
　『もっとキレること言うたろか？』
　『何？』
　『あれな、冷蔵庫の在庫整理しろって言うたらしいで？』
　『はぁ？　ありえへん…だからバイトちゃん冷蔵庫から出てこんのか』
　『で、担当者は？』
　『ＰＣ部屋で上司と楽しげにお話中ぅ～♪』
　『………』

すんげぇ～余裕やな…。

　『余裕やな、わしはここまで余裕なかったし』
　『っちゅ～かさ、出す気がないんぢゃね？』
　『そ～やろね、バイトが居るって思うてんやろ』
　『ぢゃ～さ、わしが１５時にバイト来たから、帰る時間やからってお願いすると文句垂れてたのは…何？』
　『さぁ～、それは過去の話になったんぢゃね？』
　『普通さ、在庫整理とかって頼むか？』
　『頼まないわな～』
　『明日になったら嫌でも売れて整理されてますけど？』
　『その前に整理せんな嫌ならさ、今日の分だけ取れよ』
　『だよな～３日分取っといて、バイトに整理せ～ってヘンな話』
　『しかも、出さないからさ、冷蔵庫いつもはこの時間空いてくるのに？　今日はまだまだ満員やし～』
　『も～じき２便が来ますけど？　入らないねぇ～』
　『そ～なりゃ～飲料放り出して豆腐入れるだけやし～』
　『そだそだ、出さない方が悪いもんな～』

みんな…怖っ！

２便が来て…入りきれないのを見かねた上司。
自ら品物出しに行ってました。

　ご愁傷様

バイトちゃんはバイトちゃんで。
今まで豆腐出してたのに飲料なって、意味判らん。
しかも重いし、量はあるし…でしんどいし。

と、これまたぼやいておりました。

　だからわし手伝うって言うたのに～

一人狂うと、皆にしわ寄せ来るのにな。
これが判らず、自分のやり方貫く奴は…。

　そのうち孤立

の運命かと思われます。

まぁ、自業自得なんでわしゃ知らないけどさ。
散々忠告したにもかかわらずこれやしな。

　一人で孤立してやってくだされ～♪

ですわ。

わしは高見の見物させてもらいまっさ。
我ながら根性悪いとは思うけど…。

　他人事、楽しいわぁ～♪

です～。