◆ 面談

が、ありました。

契約更新の面談がね。
って言うたところで、上司とだけなんやけどさ。

っつ～か、今回はあっただけマシ？
前回は無かったもんな。

　…契約しね～ってことか？

未だずぅずぅしく仕事に行ってますがね…。

その面談場所ってのが…。
冷蔵庫前ってど～よ？
涼しいのは涼しいけどさ？
ソコで同僚がスケチェックしてますが？
その横で天敵が返品作業してますが？

　…何も言いたいこと言われへんやんっ！

ま、何を言ったところで…。
ど～にか変わるって方向はありえない話なので？

　”文句も何も言いありませんがぁ～っ♪”

も～言う気もなくなったっちゅ～ねん…。

が…。
それでもあるのが、面談。
とりあえず、椅子に座って…。

　『何か言いたいこととかある？』

座っていきなりソレですか。

　『あ・り・ま・せ・んっ♪　全く、全然、これっぽっちもあ・り・ま・せ・んっ♪』
　『………怪しいな…』
　『うっせぇ～っ！　言う気も無くなったわっ！　何もあらへん～～～だっ！』
　『ぢゃ、時間は？』
　『別に問題ね～ですが？』
　『ぢゃ、今まで通りで？』
　『何ら問題ね～ですが？』
　『変わりに休みが減るけど？』
　『っちゅ～か、休みないし～♪　今日なんか１１勤目やしぃ～♪』
　『…休んだらえぇやん』
　『ほぉ～♪　明日棚卸やっちゅ～のに？　休んでえぇの？　冷蔵庫満員御礼なるかも知れんのに？　へぇ～♪』
　『…まぁ…なぁ…』
　『で、それでも出て来んと？　冷蔵庫満員で棚卸なって？　わしが文句垂れるのではなく、文句言うのはダレですかぁ～♪　オマエしてないくせにぃ～♪　やっ！』
　『言わせておけばえぇやん』
　『勝手に言う分にはえぇけどな？　それなら本人の耳に入らんよ～にせ～っちゅ～ねん』
　『確かに』
　『知らぬが仏って言うやろ…しかも直接言うてくるならさ、まだストレートでかわいらしいが…チクチクとどこぞから回り回ってやられてみ？　キレるっちゅ～ねん』
　『そらそやな』
　『その水がめが現在あふれる寸前やねぇ～♪　そろそろ黙ってきたしぃ～わし、危ないかもねぇ～♪』
　『判った…も～そんだけで十分判った…』
　『ぢゃ、も～えぇやん』
　『で…休みは…固定とかいる？』
　『別にぃ～♪　ダレかみたいに用もないのに◎とかつけた覚えないしぃ～♪　一応子守りの加減で日曜日は○つけてるけどさ、ソレも子守り確保できたらいちいち言うてるやん、出勤できんで？　って…だから今更そんなこと聞かれてもね？　あ・り・ま・せ・んっ♪』
　『そ～やな…』
　『たださ～その辺りでは文句言わんけどさ、今回の盆休みのよ～にど～～～してもっ！　って時は絶対譲らんからな、ソレ以外は予定なかったら好きな用に組んでくれて構わん』
　『判った、こっちもその方がありがたいし』
　『ダレぞみたいにさ？　譲るところなく言いたいこと言うのはさ、社会人としてど～よ？　ってな話やんか、わしなんかちび居るしやな、子守りも毎日居るわけやないしさ、ちび熱出したとかなったら急に休みやろ？　ソレ考えたらさ、普通の神経なら言われへんやん？　言えるのが…ある意味すごいなとな』
　『だからソコは却下してるしな』
　『で、文句垂れられんやろ？　えぇ職業やなぁ～♪　わし、絶対嫌やわ』
　『そこまで判ってるなら…何も言うことないし』
　『あっそっ♪　ぢゃ、担当替えだけよろしくっ♪　わしはドコ行こうが隣の芝生はめちゃめちゃ青く見えるからな、今現在は、でも…他の人間の行き先によっては…あ・ば・れ・る・でっ♪』
　『それも十分判った…』
　『それと～新しくわしんとこ担当なった人間によっては…わし暇で遊んでても手伝いには行かんからぁ～♪　先に言うとくでなっ♪』
　『…それも判った…』

と、こんな感じで面談は終わった。

当初、マジで何も言う気は無かったんやがな。
直接上司が悪い訳ではないからな、上司に黙秘して当たるよ～なことすんのもなぁ…。
とか思い、とりあえず言うたが…。

　”言った後、非常にムカムカ腹立つのは…何故？”

ま、それも後１ヶ月ほどっ♪
１ヶ月後には、違うところ行くんやもぉ～んっ♪

裏で事務仕事増えたところで…表出たきり帰って来れねぇ～今よりましっ！
品出し朝から…朝から２００～３００個シール貼るよりましっ！
便来るの遅い…物は軽いからな、１ケース１２キロよりましっ！

わし、一人だけ…楽しみにしてます、担当替え。
だって、他の人間は、

　『あんたんとこ死ぬ…』
　『あんたんとこだけは嫌や…』
　『あんたんとこなったら辞める…』

とか、現担当本人の目の前で言うてるくらいやからな。

さて、ダレがわしの後釜だ？

　”地獄へいらっさぁ～いっ♪”

手招きして待ってたるでぇ～♪　うへへぇ～♪